冷たい空気に包まれる季節になると、
コートやニット、マフラーといった装いに自然と意識が向きます。
一方で、意外と後回しになりがちなのが「腕元」。
夏には軽やかに感じていた金属ブレスレットも、
冬の朝には思わず身構えてしまうほど冷たく感じることがあります。
冬のストラップ選びは、
単なる見た目の問題ではなく、触れた瞬間の心地よさや
一日を通しての快適さに大きく関わってきます。
通勤途中の雨、暖房の効いた室内、
澄んだ空気の中で歩く休日の街。
素材の違いは、そのまま着用体験の違いにつながります。
ここでは、冬を心地よく過ごすための
ウォッチストラップ選びのヒントをご紹介します。
1. 乾いた寒さの日に:レザーの温もり
冬にレザーストラップを選ぶと、
どこか気持ちが落ち着く──そんな感覚を覚える方も多いのではないでしょうか。
金属のように冷たさを伝えず、
体温を受け止めるようにゆっくり馴染んでいくレザー。
指先に伝わる革の表情や、ほのかな鞣しの香りは、
合成素材ではなかなか得られないものです。
冬には、程よく厚みのあるものや、
油分を含んだ仕上げのレザーストラップがおすすめです。
見た目にも重厚感があり、乾燥した空気から革を守ってくれます。
Tagsthx セレクション
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Watchandstrapco|The Berlin
クラック加工が施されたパッド入りレザー。
着込んだウールやデニムとも相性が良く、
使い込んだ革ジャンのような雰囲気を楽しめます。 -
Watchandstrapco|The Oxford
ネイビーのスムースレザーが印象的な一本。
冬の装いに、静かな上品さを添えてくれます。
ひとことヒント:
バーガンディやタバコブラウン、深いネイビーなど、
落ち着いた色味は冬の装いと自然に調和し、
時間とともに美しい表情へと変化していきます。

2. 通勤や長時間の外出に:ナイロンの心強さ
冬の移動は、天候や環境の変化に左右されがちです。
雨や雪、満員電車の暖気など、
実はストラップにとっても負担の多い季節。
そんなとき頼りになるのが、上質なナイロンストラップです。
現代のミリタリー由来ストラップは、
軽く、乾きやすく、扱いやすいのが特長。
NATOタイプであれば、万が一のトラブル時にも安心感があります。
Tagsthx セレクション
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ZULUDIVER|1973 British Military Strap
英国軍の背景を感じさせる、落ち着いた佇まい。
手首に収まりがよく、日常使いに向いています。 -
STEVEOSTRAPS|RAF Nylon Webbing
無骨さの中に実用性が光る一本。
気負わず使える点も魅力です。 -
Eulit Perlon
編み込み構造による柔軟な調整が可能。
軽やかな印象で、冬の装いにも馴染みます。
ひとことヒント:
オリーブやグレー、サンドカラーなど、
控えめな色合いを選ぶと、シーンを選ばず使いやすくなります。
3. 運動や雨の日に:シリコンの気軽さ
冬の運動や雨の日には、
「気にせず使えること」も大切なポイントです。
高品質なシリコンやラバーは、防水性が高く、
汗や汚れもさっと拭き取れる扱いやすさが魅力。
寒い環境でも硬くなりにくく、
一日を通して安定した着け心地を保ってくれます。
Tagsthx セレクション
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Eulit|Silicon Sport Smart
Apple Watch 専用設計。
機能性と整った印象を両立しています。 -
ZULUDIVER|285 Italian Rubber Diver’s Strap
しなやかな質感で、日常にも取り入れやすいデザイン。 -
ZULUDIVER|Tropical Regis FKM
通気性を考えた構造で、冬の重ね着でも快適です。
ひとことヒント:
差し色としてブルーやオレンジを取り入れると、
冬の装いにほどよい遊び心が加わります。
おわりに
時計は、毎日を共に過ごす身近な存在。
季節や過ごし方に合わせてストラップを替えることで、
快適さだけでなく、気持ちにも小さな変化が生まれます。
冬だからこそ感じられる素材の良さを、
ぜひ腕元で楽しんでみてください。