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フルグレインレザーとトップグレインレザーの違いとは?

フルグレインレザーとトップグレインレザーの違いとは?

――革の“格”を決める選び方ガイド

秋冬になると、温かみのある質感を求めて選ばれることが多い「レザーストラップ」。
中でも「フルグレインレザー」と「トップグレインレザー」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
どちらも高品質な天然皮革ですが、その構造や仕上げの違いによって、見た目や使い心地に大きな差が生まれます。

この記事では、それぞれの特徴や魅力をわかりやすく解説し、
おすすめのフルグレインレザーストラップも紹介します。


フルグレインレザーとは ― 革の「ありのまま」を生かす最高級素材

「フルグレインレザー」は、牛革の表面(銀面)を一切削らずに残した最上級レザー。
革本来の自然なシボ(模様)や毛穴の跡がそのまま残り、ひとつひとつ異なる表情を持ちます。

加工をほとんど施さないため、通気性や耐久性が非常に高く、
使い込むほどに色艶が増していく“経年変化”を楽しめるのが最大の魅力です。

小さな傷やシワもそのまま残りますが、
それこそが「天然皮革の証」であり、世界にひとつの個性。
長く使うほどに手になじみ、まるで“育てるように”愛着が深まっていきます。


トップグレインレザーとは ― 均一で上品な仕上がり

「トップグレインレザー」は、フルグレインレザーの表面をわずかに削り、
見た目をより均一に整えた革素材です。

表面を軽く加工することで、滑らかで傷の少ない仕上がりになり、
染色やコーティングもしやすいため、色展開が豊富で扱いやすいのが特徴。

一方で、革の繊維構造がやや削られるため、
フルグレインほどの耐久性や経年変化の深みは得にくいという側面もあります。

それでも、手入れが簡単で上品な印象を保てることから、
バッグやシューズなどでは非常に人気の高い素材です。


フルグレイン vs トップグレイン ― 違いを比較

比較項目 フルグレインレザー トップグレインレザー
加工 最小限(自然なまま) 表面を軽く削る
見た目 自然で個性豊か 均一で上品
耐久性 非常に高い やや控えめ
経年変化 深く味わいが出る 変化は穏やか
向いている人 本革の個性を楽しみたい人 扱いやすさを重視する人

どちらが優れているというよりも、
「革の自然さを楽しむか」「整った美しさを選ぶか」で好みが分かれます。

時計ストラップとしては、
フルグレインレザーがよりクラシックで高級感のある印象を与えます。


Tagsthxおすすめ:フルグレインレザーストラップ

フルグレインレザーの持つ深みと強さを堪能するなら、
WatchGeckoWatchandstrapco のストラップがおすすめです。

🕰 WatchGecko | Brixham Special Buckle Crazy Horse Leather Watch Strap

オイル仕上げを施したクレイジーホースレザーを採用。
使うほどに色の濃淡が変化し、ヴィンテージ感のある艶を楽しめます。
堅牢なつくりと柔らかな肌触りのバランスが絶妙な、万能ストラップ。

🕰 Watchandstrapco | The Oxford: Navy Blue Padded Calf Skin Series

・Apple Watch用/通常タイプの2モデル展開。
・上質なカーフスキン(フルグレイン仕様)に、
 しなやかなパッド入り構造を採用。
・ネイビーブルーの深みと艶が、クラシックにもモダンにも調和します。

どちらも、時間とともに風合いを増す“育つ革”として、
愛用するほどに味わいが深まるストラップです。


まとめ

フルグレインレザーは、革本来の質感・香り・温もりをそのまま残した特別な素材。
一方のトップグレインレザーは、日常使いに適した扱いやすさが魅力です。

「自然な表情を楽しむか」「上品さを優先するか」――
どちらを選ぶかで、あなたのスタイルは大きく変わります。

Tagsthxでは、世界各国の職人によるストラップを通じて、
“使うほどに愛着が深まる一本”をお届けしています。